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混沌とした頭の中の整理整頓、になってくれたらありがたい。日々のグダグダをぐっだぐっだに綴ろうとかと。
by GroovinGreeeen
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万座 豊国館
つづきです。

万座 豊国館_c0160842_20112093.jpg

おっ!あんなところに人影が。
中央の岩場に誰かいますね。
とりあえずあそこまで行きますか。

万座 豊国館_c0160842_2017275.jpg


遠く雲の上にいくつか北アルプスの山々。
方向的には白馬あたりなのかな。

ここで「耐えられないほど寒い」と相方。
急激に熱が出てるらしい。

確かに標高2000m近辺です。
かなーり寒いですが、耐えられないほどではなかったのです。
閻魔の谷を越え、やって来た「この世の果て」
な、なにが起こってるんだー!

とりあえず、今夜の宿、豊国館へ。
毛無峠から霧の万座峠を経て豊国館まで30分ほど。

で、この豊国館。
実は今年の夏に、こんなことがありました。

次男が盗撮

内容書くのも気分がよろしくないので、ニュースのリンク貼ろうと思ったら、半年も経ってないのに、結構ないのね。
上記リンクも時間の問題か。

要は、バカ息子が女風呂の更衣室にビデオを仕掛け、RECを押してハケる時に自分が写ってた、とこれまたスットコドッコイな証拠で逮捕された。という顛末。

えーっっ!なんでそんなトコ、泊まるのさ!?
おかしーんじゃないの、オマエ!(太田光風でお願いします)
って、ほぼ全員のリアクションだと思います。

遡ること、半月。
SWが23日に終了。
はぜ掛けが22日なので、23日の激混みは必至。
まあ、しばらく温泉も行ってないから24日を休みにして、23日はどっか泊まろー。
じゃ、どうするか?

GWの草津、万座で困ったように、山妻さんが無くなってしまったのでは、草津に泊まる意味がないんじゃないのか。
だけど兎に角、大好きなお湯の草津、万座エリアでの宿泊を今後どうするか。
なにしろあのエリア。山妻のおとうさんが言うように、食べ物に期待できないし、旨い宿があったにしても、その前に年収アップを余儀なくされるわけでして。アップはする予定だけど、予定は未定である。
それにしても、良いお湯にあぐらをかいている温泉地に「おいしい」がないのは何処でも同じで、ほっといても客が来るから努力しないのは、ホントに困ったものである。
ま、例外はあっても、何処に入ってもオイシーよ!みたいなトコは残念ながらないのが実情だ。
だったら、美味しいもの(と、思うもの)を自分で作って食べた方がマシである。
ま、当面をしのぐために自炊が出来る豊国館はいいんじゃないの?
泊まったことないけど、毎度、お風呂はお世話になってることだしね。
鄙び系が問題ない我々。じゃ、次は豊国館で!
と、言ってたのが6月あたり。

おい!なんだよ次男!
なんてことしてくれるんだ・・・
スゴイタイムリーーーー%&#’#(()#&!%!’#)(

なんだかんだ、いろんな候補地はあったものの、ズルズルと9月。

まずは豊国館がどんなスタンスでいるのか?
当初、宿のホームページで、「重要なお知らせ」は随分上の方にあったのが、日々降りてきて、しかも小さくなっている!
でもって、PDFかい!

ご挨拶

 過日当館で起きました不祥事によりましてご利用頂きましたお客様に対しまして

多大なるご迷惑をお掛けしました事に、あらためて心より深く、

お詫び申し上げます。

今後皆様方の信頼回復の為、社長他一同、心引き締めて参る所存で

ございますので、 どうかこれからも何卒よろしくお願い申し上げます。

   豊国館 社長  
平成21年7月 14 日



日々レイアウトに頭を抱えるデザイナーの相方の逆鱗に触れたのがこの辺、というのが職業によるものなのかよく解からないが、半月位の営業自粛くらいで許せるようなことではない事は明らか。
ただ、事が事だ。宿をやめて済むことでもないと思うし、あの風呂の1ファンである身からすると、あそこに入れないのはちょっと悲しい。
なんせ、ここ数年の〆の一湯だった訳だし。
万座の吹雪の中、白濁硫黄泉の露天風呂でホワイトアウトは堪らんかったのだよ・・・

で、自分がこの宿の主人で、身内がこんな粗相をするとどうするんだろう?と想像したりして。
でもね、わからんのだよね。
この温泉宿を守って行くのならば、どんな体制でやって行くのか。
今までひたすら宿の経営だけやって来た家族に「それなら応援するよ!」って事がいきなり思い浮かぶとも思えない。
ホームページの作りからみても、60代の御主人自身がUPしてるとも思えないので、この辺から心まで見えてくるとも思えない。
うーん。
こちら側的には、都合のいい宿をやり続けて欲しいというのが正直なところ。


結局のところ相方がどう思うかにかかってきた。
高峰とか行きたかったトコに、この際行ってみるとかの代案も与えたり。
だけど、行ってみないと解からんから行ってみよう!と相方は決心。
とりあえず、予約の電話でチクチクいってやる!と意気込んだ。

で、相方と宿とのやりとり。

宿   「豊国館です」(おばさんだった。母?)

相方 「23日、予約お願いします。」
 
      赫々然々

相方 「あのー、息子さんは居ないんですよね」(軽くジャブを入れたつもり)

宿   「あー、居ませんよ!他の息子はいるけどねー、ワハハ!」(上手である)
    「角部屋にしとくわね~」

相方  「ありがとうございます」(オウンゴール!)



多分、熱の出所はこの辺である。
チクチク言うつもりが、何をいわんや、「ありがとうございます」まで言ってしまった事に自らノックアウトされたようである。
まあ、それにしても「他の息子は居るけどね~」とはスゴイ。肝っ玉のサイズの桁が3つほど違う。キロがテラに挑もうとしてる感じか。
それでもやめると言わない相方もがんばったにはがんばったようだが、深層心理の拒否反応には勝てなかったみたい。
体と心は深層心理の表れなんだろう。
腰痛は怒りであるなんて本もある。
読んだけど、深層にアクセスしてそこを操作するにはスキルが足りてないらしく、ワタクシ、未だ腰痛持ち。

しかし、稲刈り前がエラく忙しかったのもあり、体調も完全ではなかったにしても、この体調の激変は、これまたタイムリー。
須坂あたりで喉痛いとは言ってたものの、七味温泉にも入ってたし。
一気に標高の高い所に移動するのも、具合が悪くなる要因にもなるのだそうだ。
で、小串鉱山跡もかすめてるし・・・
ヒィ~!

結局、御主人に真意の程を問いただすどころの騒ぎではなく、とにかく横になりたい、とのことで寝かせた。
とりあえずインフルの疑いもあるけど、この時間から山を降りるのも体力的に厳しそうなので、朝まで様子をみることに。

仕方ないので、自炊独り鍋。
万座 豊国館_c0160842_23125075.jpg

あー、カンタンでおいしー。キムチレスキムチ鍋。

そして、独り酒。それは何時もか。
万座 豊国館_c0160842_232436100.jpg

コレ、結構旨いです。
原酒でも20度はなかなか無いと思うけど。
須坂の地酒で、パッケージが本物の信濃毎日新聞。
最近思うのは、ビジュアルと中身はある程度リンクしてるメーカーが増えてきた気がする。
がんばってない中身は外見もがんばってない。
そうだ!自分も気をつけないと。

そして、いつもの露天も独り占め。
万座 豊国館_c0160842_23372252.jpg

霧の隙間から星が見えたり隠れたり。
もちろん流れ星も数個。
2000mの山の雲の流れの速いこと。

万座 豊国館_c0160842_23444467.jpg


そして、朝は晴天。
結局、相方の具合は変わらず、お湯に手もふれることも出来ないまま万座を離れる事に。
一気に山を降り、デリカの後ろで寝たまま、ウチの近所の病院直行。
幸い、インフルの疑いも晴れ、2日寝込んだあと、コロリと回復。
扁桃腺が腫れたのと頭痛が酷かっただけで、僕に移ることもなく・・・
何だったんでしょうな。


して豊国館はというと・・・
おばさんには一度も会いませんでしたが、何故か残りの男衆はなんとも気の毒なほど小さくなってる雰囲気でした。まあ、こっそり時間が過ぎてくれるのを待とうかな、みたいな感じ。

もう少し、何か考えた方がいいよ。
せめて息子に、もうちょっとましなカッコで接客させるとかさ。
朝ごはんだけ付けたんだけど、あれはちょっとひどい。
豪華はだれも期待してないけど、工夫は必要だよ。
お湯におんぶにだっこでは、あまりにお湯がかわいそうだ。
お湯には罪は無いってのが凄く心残りではあります。
今後の展開を見るしかないか。
応援する気にさせてくれることを願ってますよ、ホントに。
by groovingreeeen | 2009-10-07 00:22 |
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