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なんと、もう8月。
で、今年4回目のエントリーという酷いブログだ。あはは。 もう、誰も来てないんじゃないか、と思ったら、辛うじて誰かしら来てくれてるようでありがたい。 なので、世の中を憂いてばかりじゃ申し訳ないので、ちょっとは参考になるようなものを・・・ と、掘り出した既に去年の記憶。 なんだろ。 もう、当初の「ポータブル」ってどこか行っちゃってるな的風情。 まあ、この時からのバージョンアップなんですよ、一応ね。 ご覧の通り、ヒートライザー部分を2倍強に伸ばしたらパワーアップ間違いなしだよね!という欲望を形にしたわけです! 結果、失敗。 一次燃焼の引きは確かに良くはなってます。 なんだけど、ヒートライザーの天辺の温度が上がらないんです。 よって、オーブンの温度もちっとも上がらない。 だからといって薪が燃えにくいとか吹き返すとかないんだけど。 何が起こってるのか? たぶん。 一次燃焼自体は変わることなく、よって二次燃焼も同じだけ燃えてるけれど、ヒートライザーの天辺まで届くまでに一次燃焼で生まれた燃焼ガスが燃え尽きている、と思われる。 これは重要な事だと思うんだけど、ストーブをデザインする段階で、単に暖房に使うのか、ヒートライザーの天端で料理がしたいのか、あれもこれも使えたらいいな、なのか。 ま、当たり前なんだけど、あれにもこれにも使いたいのはヤマヤマなわけで。 そうなってくると、最終的に性能を決めてるのは最終の出口のサイズ。つまり煙突の性能なのでは? というか、煙突のキャパがあればあるだけコントロールが可能だってことではないかと考察。 ここで、一次燃焼が足りないからと燃焼室からヒートライザーまでの径を大きくしても、排気で詰まってしまっては元も子もなく、じゃ、はじめから可能な限り煙突は大きいほうが良く、当然最終的に出口までの高さがあった方が、それこそ煙突効果を無駄なく使える。 煙突効果は少しでも温度差があれば上昇気流を期待できるから。 おっとと。 そういえば4月には恐らくロケットストーブを囓った人なら必ず見てるはずのpapaの店「キッチン オハナ」にも行って来たのですよ。 ひとつひとつ丁寧にこだわって作りこんだセルフリフォームのお店で絶品のランチがいただけますよ。 とか言っといて、あれから行けてないなあ。 ああ、しかもオープン前だった。 切り株をモチーフにした素敵なヒートライザー。 リスとか小鳥とか住んでますが、ストーブ稼働中はかなり熱い動物達ですが、注目は燃焼室ですわ。 初めは縦型だったけど吹替しがあったから横にして突っ込む形にしたとか。 燃焼室を縦にすると長い薪を突っ込めますが、当然そこも煙突型になるわけで。 ヒートライザーの引きを頼りにしてますが、引きが弱かったりすると吹き返すのは考えてみたら当然なわけです。 つまり吸気口からヒートライザーまでがU字を描きます。 この最初の吸気を上から下へってことだけでもエネルギーは使われているわけですね。 ここも省エネできそうなポイントですよ。 灼熱の夏にストーブネタ。 しかも失敗って。 高くしただけじゃダメだってことですけど。 試行錯誤を繰り返すことで、良い塩梅が見えてくるってことでしょう。 まあまあ、失敗から学ぶことは成功よりも多いのです。 絶対に失敗や事故を起こしちゃいけないものは、良い塩梅はいつまでも見えないんじゃないの?とも思います。
by GroovinGreeeen
| 2012-08-08 23:31
| ロケット
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